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講演・研修ワークショップ
― 思想と臨床の知見を社会へ ―

実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください

はじめに

多くの組織やリーダーは、
「主体性を持て」「自律的に考えろ」「変化に適応しろ」という言葉を掲げています。

しかし実際には、そうした言葉が繰り返されるほど、
現場では判断が硬直し、行動が伴わなくなる場面も少なくありません。

それは意欲や能力の問題ではなく、言語化されていない前提や思い込みが、判断や意思決定を静かに縛っているためです。本講演・研修では、精神分析の臨床知見をもとに、個人や組織の意思決定を規定している無意識の前提や構造を、社会的文脈に翻訳していきます。

この講演・研修が扱うもの

本プログラムは、個人の人生史や欲望を扱う精神分析そのものではありません。扱うのは、組織や集団の中で共有されている前提判断を止めている暗黙のルール「わかっているのに動けない」状態を生む構造主体性や創造性が立ち上がらない背景といった、組織レベルでの思考と意思決定の構造です。

なぜ「主体性」は持とうとしても持てないのか

主体性とは、気合いや意識改革によって獲得されるものではありません。
多くの場合、評価への恐れ、失敗の記憶
過去の成功体験、組織文化としての「空気」
といった要因が絡み合い、個人の判断を無意識のうちに制限しています。

本講演では、こうした状態を「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる構造」として捉え直し、なぜ主体性が立ち上がらないのかを言語化していきます。

講演・研修の位置づけ

ここで行う講演・研修は、
コーチング行動改善プログラム即効性のあるモチベーション施策ではありません。

精神分析の臨床で蓄積された知見を、
個人ではなく集団や組織に適用可能な形に翻訳する対話的な場です。

プログラム例

1. 基調講演(60分〜90分)

組織や社会における「思い込み」の構造
主体性が立ち上がらない背景
意思決定を歪める無意識の前提

大規模カンファレンスや社員総会など、
多人数の場で共通の視座をつくることに適しています。

2. 対話型研修(1回-12回)

組織内で共有されている前提の言語化
判断が止まる場面の構造分析
主体性と責任の関係の再整理

公共機関・教育機関・企業など、 
目的や制約に応じて内容を調整します。



期待される変化

本講演・研修は、短期的な成果を保証するものではありません。

ただし、参加者からは、判断に対する視野が広がった
「なぜ動けなかったのか」が腑に落ちた
組織内の対話の質が変わったといった声が寄せられています。


お問い合わせ


講演・研修は、精神分析(年単位の関与)とは異なる枠組みで行います。
内容・規模・目的を伺った上で、適切な形式をご提案します。

 詳細や日程のご相談は、
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担当者より一週間以内に折り返しご案内いたします。

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登壇イメージや概要は下記動画でご確認いただけます。
(2分ほど)